10月30日（水）放課後、IBL同好会と土曜講座「法学に親しもう」受講生とでコラボし、校内で模擬裁判体験会を実施しました。第一東京弁護士会より3名の弁護士の先生方がご来校なさり、裁判のしかたをレクチャーしてくださいました。

シナリオは「窃盗」の事案でした。被告人・証人は先生方が、裁判官・裁判員・検察官・弁護人は中杉生が担当。模擬裁判が初めての人もそうでない人も様々いましたが、皆それぞれの立場になりきってキリッと演じることができました。

論告・弁論・求刑が終わった後は、裁判官と裁判員で別室に移動し、有罪か無罪かを話し合います。弁護士の先生から、どのように考えればいいかいろいろな視点を与えていただきました。

結局、皆で様々な角度から検討し、出した判決は「無罪」。裁判官が判決文を読み上げます。

模擬裁判終了後は、どのような話し合いを経て判決を出したか振り返り、思考の過程が妥当であったかコメントをいただきました。また、先生方から普段のお仕事の内容ややりがい等について話していただきました。

法曹の世界がより身近に感じられた一日となりました。第一東京弁護士会の先生方、ありがとうございました。