STUDENTS LIFE今日の中杉
高校生模擬裁判選手権 関東大会優勝🏆️
IBL同好会8月2日(土)に行われた第18回高校生模擬裁判選手権関東大会(日本弁護士連合会主催)に、模擬裁判チームが出場しました。去年の大会で学んだことを踏まえ、今年はさらに成長していけるよう、全員で協力して大会に臨みました。

本大会では、事前に日弁連から送られてきた資料(物的証拠や供述調書など)を細かく読み込み、証人や被告人に尋問や質問をしたり、論告や弁論を作ったりします。今年の事案は、「覚醒剤」がテーマであり、ある公園で証人が目撃した人物が被告人であるかどうかという争点を中心とした裁判でした。人物をはっきりと目撃したと言うためにはどのような要素をどのような視点で捉えれば良いのか、一般的にどのような点を踏まえて〇〇さんだと判断するのか、などを検討し、実際に現場を想定しての検証もしてみました。



大会当日まで、ほとんど毎日活動し、みんなで楽しみながらよりよい立証活動、弁護活動を目指しました。支援弁護士や検事の先生方が、朝も夜も僕たちのために時間を作ってくださり、たくさんの熱いご指導をしてくださりました。ご指導を通して、今まで気づかなかった視点や法の専門的な知識、言葉の持つ意味や広がりの違いなどを深く学ぶことができました。また、裁判傍聴に行ったり、検察庁を訪問したりと、普段の高校生生活ではすることのできない貴重な体験もさせていただきました。



大会当日、抽選の結果、中杉チームは午前は「弁護」、午後は「検察」となりました。徐々に緊張感も増し、全員が不安を抱えている部分もありました。しかし、今までの先生方からのご指導を思い返し、卒業した先輩方、家族などの多くの人の応援もあり、自信を持って、立証・弁護活動をすることができました。



午前午後と終わり、結果発表の際はドキドキでしたが、優勝を収めることができました!今までの努力が結果に繋がっただけでなく、昨年からの振り返りも生かすことができ、本当に嬉しかったです。また、それと同時に、新たな反省点も見つかり、裁判や法はとても奥が深いものだと改めて実感しました。

このような学びの多い充実した夏を過ごすことができたのは、支援弁護士や検事の先生方のご指導、先輩方や家族の支えがあったからです。本当にありがとうございました。(3年 検察担当K)