中央大学杉並高等学校

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全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)参加

8月6・7日(日・月)の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターにて全国高校教育模擬国連大会が開催され、本校から15名の生徒が参加しました。

今年の議題は「教育」。各国大使として参会した高校生が、初等教育の定着や女子教育の問題等について議論を重ねました。

今年は大使だけでなく、運営メンバーとしても1名参加。フロントセクションとして2日間の会議をスムーズに進行しました。

世界規模で教育問題を捉え、さまざまに議論を重ねた生徒達。まったく初めてのメンバーもいましたが、事前調査から当日の交渉まで、頑張りました!この経験は、今後の視野を広げる契機となったに違いありません。

【参加生徒の感想より】

◎最初のグルーピングが上手くいかず戸惑うことが多かったものの、その中でも担当国に必要な政策を入れてもらえるよう、全体で伝わりにくいところは個別に大使に交渉することを意識しました。最終的にはパートナーと分担することによって意見を反映できたと思います。
 この模擬国連を通し、全体を見渡す力がとても大切だと学びました。自国の利益や意見だけを考えてしまうと上手く進まないため、次は全体を見渡し、それぞれが妥協しながら納得できるような案を考えていけるように意見を出したいです。

◎私は、せっかくの夏休みなので何かに挑戦してみたいなと思い、模擬国連に参加させて頂きました。
 模擬国連を通して、私は自分の成長を感じられました。あくまでも“模擬”ではありますが、一国の運命を自分達が背負っていると感じて、最後まで一貫して真面目に取り組めたからです。不安なことやわからないこともありましたが、経験者のサポートがあったことでなんとかやり遂げられました。
 本番では、自国と他国の利益を考えて動けました。結果として納得いく政策が採択されたのでよかったです。

◎今回の模擬国連で、私はリサーチの重要性を知りました。私が担当した国は比較的経済的余裕があるということを調べたのですが、実際に援助するとなると、どのくらい援助できるのかということまで調べておくことが必要だとわかり、まだまだ不十分だと痛感しました。今回学んだリサーチの大切さを今後も生かしたいです。

◎前日まで部活動の合宿に行っていて、正直すごくハードだったけど、参加して良かった、楽しかった!と本当に思っています。去年の反省を活かして、今年は去年よりも効率よくリサーチをし、当日も去年よりは良い動きができたと思います。

◎私は中杉の学校説明会で模擬国連の存在を知って、入学したらぜひやってみたいと思っていたので、今回、参加できてとても嬉しかったです。どのような用意をして、当日どう動けば良いかなど初めて知ることばかりでしたが、2人で落ち着いて考えて楽しむことができました。また、他校の同年代の人と話す機会があり、同い年でこんな人がいるんだなと世界を広げてもらいました。

◎私は中杉に模擬国連をやりたくて入ったので実際に参加することができ、とても貴重な経験が出来ました。周りの学校の方たちは、すごく積極的に活動していてかっこ良かったです。交流会では地方の学校の方とも仲良くなれたのでいい経験です。DRは、コンバインするのがなかなか難しかったけど、議場全体で濃い話し合いができたので良かったです。
 今回は、下調べをあまり詰めてできていなくてしっかり答えられなかった部分がありました。次回は、自国についてしっかり調べ尽くして、すぐに質問に答えられるようにしたり、メモを用意して工夫するのを頑張りたいです。

◎初日は、なかなか自分たちの意見を積極的に発表することを躊躇ったりしてしまい、なかなか自分たちの立ち位置を掴むのに苦労しました。しかし、時間が経つにつれ少しずつ慣れていき、国同士で互いに意見を交わして検討したりすることが出来るようになってとても嬉しかったです。
 最終日になると、どの法案に賛成するのか考えるのが楽しくなっていき、自分たちの意見も入れて貰えるよう、より活発に動いて行けるようになりました。
 最初こそ不安でいっぱいの模擬国連でしたが、終わってみるととても楽しかったなと思います。貴重な経験が出来て良かったです!

◎各国の利益を守りつつ合意を目指す中で、対立する意見を一つにまとめることの難しさを改めて感じました。様々な国へ、国内の教育現状や政策を聞きに行くなど、積極的に行動ができて良かったです。教育を含め、多くの国の内政や産業についても学ぶことができ、とても楽しかったです!

◎自国の国益を守りつつ他国と協力し、妥協しながら話し合うことはこんなにも大変なことなんだな、と改めて気づきました。案を積極的に出しみんなを引っ張っていってくれる大使、各国の案を一つにまとめてくれる大使など様々な大使さんがいて、私自身とても勉強になりました。中3の頃から模擬国連に興味があったため今回参加できてとても嬉しかったです。この2日間で沢山の人と関わり話し合い、とても良い刺激になりました!

◎資料作成時は、難しい箇所もあり、2人であれかなこれかなと調べ考えたのが今思えば楽しかったなと思います。当日は、自分達の国と同様の難民問題を抱えている国がなかなか見つからなくて、どうしようかとやや慌てましたが、徐々に自分たちのペースで他の国々に意見を伝えることができ、まとまりを見つけることが出来ました。このような機会で多くの人と交流し、多くのことを学べてとても良かったです。

◎本番はすっごく緊張しました。だけど輪の中で積極的に話したり、色んな国と関わりを持ったり、交渉に行ったりたくさん動けてよかったです!しかし、コンバインのときに思うように事が進まなくて大人数での合意の難しさを実感しました。
 この期間を通して、教育のことはもちろん、たくさんのことが学べて力になったと思いました。

◎立場が違うからこそ意見もまったく異なる50カ国と、それぞれの知識を使いながら一つの案を考えることは本当に難しいけれど大きな意義のある体験だなと感じました。2日間とても楽しかったです!

◎今回の体験で、自分の意見を積極的に伝えることの大切さを特に学びました。この意見は間違っているんじゃないか、自分は的外れのことを言ってしまうのではないか、と恐れずに、どんどん自分の意見を言ってみることを、今後も大切にしていきたいと思います!

◎去年初めてAJEMUNに参加した身で初心者なのにも関わらず、フロントという重大な役目を任せていただいて貴重な機会になりました。WP、DRは大使とフロントで対立が起こるきっかけになるもので、期限が過ぎたらフェイルされてしまうなど、とてもシビアな戦いになることもあり、フロント側としても責任を感じました。

今回フロント側に座って、会議の動きを把握できることは、大使として参加することとは違った楽しさがあるとわかりました。そしてなにより、模擬国連のプロフェッショナルみたいな人たちと友達になれたことは今後の貴重な財産になると思います。こんなに楽しい模擬国連が中杉にも広まってほしいなーーーって思います🙆🏻‍♀️

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冬には「総合探究」の成果として、校内で模擬国連を行う予定です。多くの中杉生にも気軽に参加してもらい、模擬国連の楽しさを広めていきたいです!