中央大学杉並高等学校

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「トビタテ!留学JAPAN」現地研修報告(ルワンダ)

 文科省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」8期生として選抜された本校2年生伊藤さんが、このたび2週間のルワンダ留学を終えて無事帰国しました。伊藤さんからの報告をご紹介します。(写真掲載は許可を得ていますが、画像のコピー・二次使用はお控えください)

 ※これまでの現地からのレポートはこちら   

 

 2週間の滞在を終えて無事日本に帰国しました!これはナーサリーのスタッフの方に茶道を体験していただいた時の様子です。反応は様々でしたが、楽しんでくださいました。

 

 こちらはお抹茶があまりに苦くて倒れ込んでしまっている様子です😄。ルワンダはフレンドリーな人が本当に多くて、ここのスタッフもみんな話すのが大好きな方々なので盛り上がってくれました!!

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 こちらの写真は、ナーサリーで子ども達にジャンボリミッキーのダンスを教えた時の写真です。日本から画用紙やモールを大量に持ってきて耳を作る所まで準備して、現地で子供たちにデコレーションしてもらいました。出来上がった耳をつけてみんなで踊りました!!

 子ども達がとっても可愛いかったです。翌日まで耳をつけて遊んでくれた子もいて嬉しかったです。

 最後の週末は他のインターン生と、首都から車で1時間半程の所にあるニャマタ虐殺記念館というところに行きました。

 ここはジェノサイドの時に一晩で1万人以上の方が亡くなったと言われる場所で、その時の様子がほとんどそのまま残っていて改めて残虐を知り、心が痛みました。

 

 実際にルワンダに行けると決まってから出発するまで、「1人でアフリカに行く!」ということがすごく不安にもなりました。が、近所のJICA職員の方や、現地で活動をしている大学生など色々な方と連絡をとり、情報を教えてもらい、不安を減らしてきました。

 現地での滞在先で出会った日本からのインターン生は、普段高校生の私が関わることのない大学生の方がほとんどでした。週に3度あるミーティングでは、医学や看護、法学、国際系、保育など様々な分野を学んでいて、大学生の方々の話を聞くことで、その分野で学んでいるからこその価値観を学ぶことができ、大きな刺激になりました。

 ルワンダでの2週間は環境にも人にも恵まれて本当に充実したもので、あっという間に過ぎてしまいました。現地を訪れることでしか学べないたくさんのことを学ぶことが出来ました。悲しくなる現実もたくさん向き合いました。

 子ども達の可愛くて明るい笑顔を忘れずに、この先、この経験を活かしていきたいと思います。

 最後に、トビタテの選考に際し応援・ご指導してくださった先生方、寄付を募った際に協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

 トビタテ用インスタグラム(_t0hana)にルワンダでの活動を載せているので、少しでも興味が湧きましたら覗いてみて下さい。