中央大学杉並高等学校

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全日本高校模擬国連大会出場

9月の予選会を通過した2年生ペアが、11月11・12日の2日間に国際連合大学本部で行われた「日本最高峰の高校模擬国連会議」と呼ばれる全日本高校模擬国連大会に出場しました。

本大会への参加は初です。予選のオンライン会議(議題「気候変動」)を通過し、晴れの舞台(国連ハウス)まで来ることができました!

本選の議題は「ロシアの侵略に起因するウクライナの⼈権状況」です。2人が務めるのはGabon大使。この日のために毎日準備し、各国の情勢をリサーチし、「自国」のとるべき政策を検討しました。在ガボン大使の方にもインタビューしたところ、ウクライナとガボンの関係について、ガボン政府にご確認くださったつぶさなご回答を頂戴し、本当に感激しました。

会議の1日目はウ・タント国際会議場で、2日目はエリザベス・ローズ国際会議場で行われました。普段は入れない議場で議論することができ、使命感も一気に高まりました。

2日間での濃密な会議は無事閉会を迎えました。各国の情勢を踏まえながら、争いを止め、人権を守るために国連機関ができることを模索しつつ決議案を作ることで、視野を広げた議論を展開することができたように思います。

「模擬国連の魅力は、理想を追い求められる議論、しかし現実を取り入れる議論ができること。過去を反省し現実を直視する、これこそが明日を築く私達に必要なことである。」という閉会式の挨拶はとても胸に響きました。

この大会で、改めてこんなにも志の高い同年代の仲間がいることを実感しました。この場にいられたことを誇りに思い、今後も世界の課題について考える人でありたい/解決のために動く人になりたいと思います。