中央大学杉並高等学校

TOPICSトピックス

グローバル報告会を実施しました

4月20日(土)、海外研修や探究活動としてのグローバルな取り組みを生徒達が語る「GLOBAL報告会」を行いました。
この企画は、昨年度に続き第2回目の実施となります。今年も、各方面で積極的に活動に参加した生徒が集まり、それぞれの体験談を披露してくれました。

オープニングは附属4校合同の英語スピーチコンテストに出場した2年生によるスピーチです。人間関係を構築するうえでの挨拶の重要性を堂々と述べました。

続いて、2年次の探究活動の一環「グローバルプロジェクト」の中でゼロから企画した「模擬国連」の実施について、3年生2名が報告しました。初心者も気軽に議論できるよう、様々な工夫を施し、多くの人達に模擬国連が身近な存在となったことを紹介しました。

昨年度からコースを一新し、探究活動の一環としてスタートした研修旅行の海外コース(韓国・マレーシア)組は、チームで立てた問いと、現地調査の結果、そして自分達なりに導き出した答えを発表。「日本と現地のコンビニの違い」から食品ロスに言及したり、「現地で飲食店を開くには」ハラル文化をどのように尊重すればよいか、等検討した結果を提示しました。

コロナ禍以来ようやく再開したユニティ・カレッジ(オーストラリア)との交流も報告。渡航と受け入れの両方を経験した3年生が、相互交流の魅力を語りました。

趣向を変えて、ターム留学に参加した2人は対談形式で報告を。ニュージーランドの家庭や学校の様子、一日の過ごし方、大変だったこと、それにも勝る楽しかったこと等を交互に話してくれました。

2ヶ月前に行ったオックスフォード研修について語ってくれたのは、この春本校を卒業した大学1年生です。研修に参加して視野が広がる様子を生き生きと話し、会場は笑いに包まれました。

最後に、昨年度、文科省の官民連携プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」に合格した2名(ルワンダに渡航した3年生、フィンランドに渡航した大学1年生)が留学の意義について語ってくれました。初めての地に一人足を踏み入れ、世界がどんどん広がっていく様子が熱く伝わりました。

お越しくださいました一般の皆様、本校保護者様、本校生徒の皆さん、ありがとうございました。

【ご参加者の感想より】

・すごく留学に行きたいという気持ちが強まりました。(1年生)
・ 実際に行った人たちの話が聞けてよかったです。(2年生)
・どの先輩も本当に充実した生活を送れたことが伝わりました。特にトビタテに参加した方々は本当に格好良く感じました。いちから自分で準備して実行にうつすというのは部活をやりながらだと余計に大変なのに両立させたことに驚きました。私にはあそこまで行動力があるとは思えないけど、できないこともないのかなと思うことができました。(2年生)

・素晴らしいプレゼンテーションをたくさん拝聴させていただき、ありがとうございました。挨拶、コンビニ、チェーン店の牛丼屋など、身近なものを切り口に、日本外の国とのcultureや国民性、ethinicityによる教育の違いや物の考え方の違いなどを考察されていたことが大変印象的でした。さすが中杉生だなと、感心しました。海外と繋がる機会にどのような制度があるのかについても詳しく知ることができて、我が子と話すのにも大変参考になりました。貴重な機会をありがとうございました。(保護者)
・どの発表もとても素晴らしかったです。勇気を出し海外にでる、自分で経験したからこそ言葉に説得力があり、かけがえのない体験をしてきたことが伝わりました。いい事だけではなく、落ち込むことや辛かった経験もあったと思いますが、その全てが貴重な経験だったのだろうなと思い感動いたしました。最後の校長先生のお話も大変参考になりました。後輩のためにお話に来てくれた素敵な先輩方、このような会を企画してくださった先生方本当にありがとうございました。(保護者)