中央大学杉並高等学校

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防災訓練 1,000人の排泄物

少々汚いタイトルで申し訳ございません。

一斉テスト終了後、春季防災訓練を行いました。
本校では避難訓練のみならず、一風変わった趣向で防災訓練を行っております。

2023年 1000人に温かい食事を(食)
2024年 1000人で横になってみよう(住)
2024年 1000人で応急手当(健康)
2025年 1000人の排泄物って?(排泄)

今回も防災士の菊地明範教諭の指導の下で、被災時のトイレ事情について学びました。

緊急地震速報に対応する訓練の後、各教室で小便に見立てたペットボトルの水をビニールに入れ、凝固剤で固め処分する訓練です。
1000人の小用1回分の汚物は合計300kgに及びます。1日平均5回。一週間で10トンを超える計算です。
「命の安全の次にまず問題となるのは食事ではなく、排泄」
「トイレの清潔は集団感染を防止する要」
「集合住宅では、まず”トイレを流さない!!”」
など、1000人分のスケールの大きさに驚くとともに大切な知見が得られました。