中央大学杉並高等学校

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『詩と思想』に本校校長大田美和と詩人井坂洋子さんの対談が掲載されました

 2021年3月号の『詩と思想(特集 永瀬清子)』(土曜美術社出版販売)に本校校長大田美和と詩人井坂洋子さんの対談が掲載されました。
 永瀬清子(1906-1995)は詩集『あけがたに来る人よ』で知られ、「ローカルな場所でグローバルな活躍をした」「ほんとに大きい」詩人です(大田校長 談)。
 大田校長は本校のオンライン入学式で、永瀬の「春になればうぐいすと同じに」を朗読しました。

-前略-

  思いかえすある夏の夕べ、

三人いる時、母がしんみり云った。

「清は美しくはないし 女らしい才能もないけれど

物を深く考えようとする所だけがとりえなの」

私は古風と思っていた母の理解に驚いた。

そして鶴が思わず羽ばたいたように嬉しかった。

-後略-

永瀬清子のように「物を深く考えようとする」人になってほしいと校長は新入生に語っています。
 『詩と思想(特集 永瀬清子)』は現在発売中です。興味のある方はぜひ書店で手に取ってみてください。