中央大学杉並高等学校

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2021年度司法試験合格者

今年度の司法試験でも本校の卒業生2名が見事合格を果たしました。
その合格者の方にインタビューしてみました。

本校49期卒業生 越場真琴さん

Q.弁護士を目指すきっかけは?
A.実家が自営業で、よく弁護士の方がいらっしゃっており、馴染みがあったからです。

Q.越場さんは慶應義塾大学に進学しましたが、それはなぜ?
A.中央大学法学部へ推薦されることがほぼ確実になったので、それだったら力試ししようと思って慶應のFIT入試を受けたところ合格したからです。

Q.中杉での経験が司法試験の合格にどのようにいきてきましたか?
A.中杉での国語の授業で使っていた探究マップ(論理の構造を可視化するツール)がとても役に立ちました。大学、大学院のゼミで発表する時もそうでしたが、司法試験の論文式試験の時も、頭の中で探究マップを思い浮かべながら書いたので、うまくいきました。

Q.越場さんはどのような弁護士を目指していますか?
A.何に対しても欲張ろう、やりたいことをセーブしない、そのような弁護士になりたいです。

本校49期卒業生 金田大助さん


Q.弁護士を目指すきっかけは?
A.世の中が法律で動いていることを知り、弁護士になれば自分一人でも世の中を変えていくことができるのではないか、変えていけたらどんなにかっこいいだろうと思ったからです。

Q,司法試験を目指す中で大変だったことは?
A.一つの事実に対して複数の評価の仕方があることです。たとえば傷害致死罪と殺人罪との違いは殺意の有無なのですが、その殺意をどのように評価し、立証するのか、非常に難しく、かつ興味深い問題でした。

Q.中杉での経験が司法試験の合格にどのようにいきてきましたか?
A.高校3年生で書いた卒業論文と数学の授業は、論理的にものごとを考える上で非常に役立ちました。私は高校時代、バスケ部でしたが、そこで辛い時にもう一歩踏みだす大切さを学びました。また高校大学をともに過ごした友人たちの支えも大きかったです。