中央大学杉並高等学校

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高校生模擬裁判選手権 関東大会優勝

8月5日(土)、第16回高校生模擬裁判選手権 関東大会が行われました。

この日のために入念に準備を重ねてきたメンバー達。東京代表校としての出場が決まってからは、時には対面で、時にはオンラインで、支援検事・弁護士の先生方に熱いご指導をいただいてきました。

共謀共同正犯とはどういうことか?を教えてくださった弁護士の先生
論告や尋問質問にZoomでコメントをくださった検事の先生

準備の日々の中で、卒業生も激励に来てくれました。

本選前日の通し練習。視聴覚室で検察と弁護に分かれて互いの出来をチェックしました。

当日の朝も、蝉の鳴く中、最後の発声練習をして皆で確認を。

4年ぶりのリアル大会となった本選。弁護士会館で開会式を行いました。中杉は、午前の試合で101号法廷の「検察」を引き当て、選手宣誓も務めました!

試合は午前午後と、東京地裁の法廷で行われました。初めて法廷のバーの中に入るメンバー達。臨場感・緊迫感溢れる空気の中、持ち前のチームワークを発揮し、堂々と闘うことができました。

ドキドキの発表でしたが・・・優勝を収めることができました!卒業生や弁護士の先生方からねぎらいの言葉をいただいたときには涙涙・・・たくさんの方に支えられ成長してきた、ここに至るまでの日々が思い出されました。誰が欠けても得られなかったであろうこの結果に、感激もひとしおです。

終了後の交流会では、他校の方々や法曹界の先生方とたくさんお話をすることができました。話が盛り上がってきたところでなんと、裁判官・検事・ベテランの弁護士の先生のバッジ、若手の弁護士の先生のバッジを見せていただきました!「つけてみる?」と聞かれ、「自分の力でいつか手にするので」と断った生徒が。何年か後に、この経験が契機となり法曹の世界に入る者が出てくるかもしれません・・・

2017年度以来東京代表校として参加し続けている模擬裁判選手権ですが、関東大会で単独優勝したのは今回が初です(2017年度は二校同点優勝、18.19年度は準優勝。20~22年度はコロナ禍により関東大会は開催されず、オンライン大会に出場)。これを糧とし、さらによいチームになっていければと思います。ご指導くださいました検事の先生、支援弁護士の中塚正記先生、川村勇太先生、服部幸太郎先生、夏を一緒に駆け抜けてくださり本当にありがとうございました。

3年生による報告記事はこちら(「今日の中杉」)